久しぶりに時間が調整できたので、大阪ミシンショー2018に行ってきました。
インテックス大阪はやっぱり寒い!
回数を増すごとに小規模になってきてるのは寂しいですね。
昔は、凄い賑わいだったような気がします。手作りブームと上手く結びつかないんでしょうかねぇ。
いろいろと見回りましたが、革漉き機のNIPPYのブースで新型の漉き機を拝見させて頂きました。
すべて全自動で厚みや漉き幅、刃の研ぎまでできます。
今日入ったパートさんでも大丈夫って感じ。
只、値段の事を考えるとうちには関係無さそうです。革や出来上がりのイメージ合わせて厚みや漉き幅、漉き方を変えるという知識と経験が大事なので、量産しないとこには必要ないかな。
特に教室でも使えないです。厚みを数字で教えてる教室や先生もいらっしゃると思いますが、うちのようにしっかり出来上がりのイメージと使う革の性質を考えて厚みを決めれる生徒がいる教室では、出番はないです。
でも、漉き機の刃に付いていろいろと教えて貰えたのは勉強になりました。
後は、最近続々と登場している革も縫える職業用ミシンを踏んでみたくてベビーロックのブースで、実際にミシンを踏まして頂きました。
思ってた以上に、薄手の革ならスムーズに送る事に驚きました。
しかし下送りしかないので、送り歯のあとがしっかり残ってしまう。タンニンの革では少し気になりそうです。
8番糸で縫いました。職業用で8番が使えるのはナカナカだと思います。
下糸も8番でしたので、薄い革では無理がありますね。ボビンも標準サイズなのですぐに下糸が無くなりそう。
後は、ポータブルゆえの耐久性の心配がありました。
生徒さんには買って良い物かとよく質問されるので、僕なりにしっかり返答できる材料になりました。
最後に、ミシンと言えばアパレル業界ですが、アパレルCADの発展が凄まじく、ほぼパソコン上で出来上がりの服のデザインをリアルタイムで加工しながら隣の画面でパターンができていく様に感動しました。
ほんと出来上がりのモデルが着た服の映像の袖のゆとりや、タックや襟などもリアル過ぎて凄かったです。
やっぱりミシンショーは楽しいですね!!